
「教育は、愛だと思う。」
この想いを、次の世代へ。
株式会社シークェンス
代表取締役 会長
髙木 重徳
株式会社シークェンス
代表取締役 会長
髙木 重徳
私は、もともと「人の成長に寄り添う仕事がしたい」と思っていました。教師に憧れたこともありましたし、誰かの人生に深く関わる仕事に魅力を感じていたのです。
会社員として働く中でも、その想いは心の奥にずっと残っていて、いざ自分の人生をかけて起業するなら、原点に立ち返りたい。そう考えて選んだのが「学習塾」でした。
中でも、私が選んだのは明光義塾の【個別指導】スタイル。集団塾や家庭教師とは違い、個に寄り添いながら、生徒の力を引き出す仕組みに深く共感しました。自分が理想としてきた「人と人とのつながりを大切にした教育」が、ここにはありました。
最初に開校したのは「西大井教室」。生徒達と真正面から向き合い、ひとりひとりの考えを聞き、関わっていく中で気づいたのです。
「生徒は、思っていた以上にしっかり自分の考えを持っている。だからこそ、教えるのではなく、共に学び、共に成長する関係が必要だ」と。
この気づきは、私の中で確信に変わり、「教育とは、愛だ」と言えるようになりました。
その想いを教室の隅々まで届けていくうちに、生徒や保護者からの信頼が広がり、気づけば200名近くの生徒が通う教室へと成長していったのです。
現在、私たちの教室は40を超え、明光義塾本部からも3年連続で「最優秀経営者賞」をいただくなど、高く評価をいただいています。
ですが、どんなに教室数が増えても、変わらないことがあります。それは、「生徒全員が、今日も満足して帰れること」。
そのために、私たちは「目配り・気配り・心配り」を大切にしています。学力を伸ばすことだけでなく、「この教室に来てよかった」と思ってもらえる体験を、生徒一人ひとりに届けること。それが私たちの使命です。
この想いを共有し、現場で体現してくれているのが、社員や講師たちです。私は彼らを信じて、任せています。なぜなら、生徒も十人十色。だからこそ、現場にいる人が自ら考え、判断し、動けることが大切だと考えているからです。
もちろん、放任ではありません。私自身も定期的に教室を巡回し、直接話し、悩みや挑戦を共有する時間を大切にしています。「一人じゃない」という安心感が、現場の力を支えているのだと思います。
教育業界はいま、大きな転換期にあります。人材不足、働き方改革、デジタルの急速な進化……さまざまな変化が押し寄せています。
そんな中で私たちが信じているのは、「続けることの強さ」です。社名「シークェンス」には、“連続”という意味を込めました。
企業は一朝一夕では育ちません。私たちは、生徒・保護者・社員・講師、すべての「人とのつながり」を大切にし、少しずつ積み重ねて、創業から30年を迎えることができました。
実際に、生徒だった子が講師になり、社員として教室を支えてくれたり。かつての生徒が保護者となって、お子さんを通わせてくださったり。
そうした“つながりの連鎖”こそが、私たちの何よりの誇りです。
私たちが求めているのは、スキルや経験よりも、「教育に情熱を持てること」「生徒とまっすぐ向き合えること」。そして、自分自身の成長を楽しめる人です。
未来をつくるのは、今、ここに集う私たち一人ひとり。
ぜひ、あなたの力をこの“連続”の輪に加えてください。ともに歩み、ともに未来をつくっていけることを、心から楽しみにしています。